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◆「誰が農業を殺すのか」窪田新之助、山口亮子
目次を見ただけで、刺激的なタイトル並んでます。
以下は一例。
●”意識高い系”が反対した種苗法改正
●農家と農地はこれ以上いらない
●「有機25%」というありえない国家目標
●「有機0.6%」の現状には理由がある
●遺伝子組み換え作物こそ、最も安全な食べ物である
●反対することで利益を得る人や組織
●「有機農業100%」を掲げ、経済破綻したスリランカ
その結果、以下の通りとなった。(抜粋)
・コメの生産量20%減少
・国内米価50%値上がり
・茶の品質と収量低下で約580億円損失
・2021年5月から、農薬・肥料の輸入を禁止したが、11月には解除した。
・大統領は国外脱出、辞任した。
・以下は私の感想
日本の農水省も似たような寝言(みどり戦略)を言っている。
あと参政党の神谷氏。
・みどり戦略概要
2050年までに以下の目標を達成する。
化学農薬の使用量50%減、化学肥料の使用量30%減、
有機農業の面積を0.5%から25%にする。
・著者は二人で、
自称「農業を主戦場とするフリーのジャーナリスト」ですが、
以下の文章が気になりました。
123ページ
有機農業は、除草剤や殺虫剤といった農薬を使えないため、
除草や虫害への対策に手間を要する。
134ページ
(山梨県北杜市は)冷涼な気候で害虫の発生が比較的少ないこと、
除草剤(雑草)、殺虫剤(害虫)については、
頭にあるようですが、
殺菌剤(病害)については、
すっぽり抜けている感じです。
全体的に、農水省が悪いという感じが残ります。
有機農業関連部分については、
だいたい私と同じ考えです。
他の部分についても、
ネットで不安をあおるだけの人たちよりは
よっぽどマシな気がします。
農業や食料の安全に関心ある方には、
おススメです。
Amazonリンク貼っておきます。
6次産業化プロデューサー
エントモ
6次産業化プロデューサー、農業+加工品+販売で6次産業といいますが、 特に販売について重要と考えています。ほかの産業も同様で、「売り方」が 極めて大事だと思っている。夏は志賀高原ガイド、冬はりんご売り。
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